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フジモクの考える、
今後の企業の在り方。

今、時代はウェルビーイング。心身共に、社会的に健康な状態を指す言葉です。
では、ウェルビーイングを作るのは誰でしょうか。紛れもなく、私たち企業です。私たち企業が、従業員をはじめとした、関わる人たちの健康、幸せを作っていかなければなりません。
世の中の変化に合わせた企業の取り組み、それによって生まれる生活や社会のなかでの幸せ。これからの企業は、この「人の幸せ」と向き合っていかなければならないと考えています。

「ありがとう」が生まれる。
求められる企業に。

「仕事の依頼をいただいてありがとうございます」。多くの会社が、この姿勢ではないでしょうか。
もちろん、仕事の依頼をいただけることへの感謝を忘れてはいけません。しかし、私たちが目指しているのは「来てくれてありがとう」とお客様に言っていただける企業です。

そう思えるようになったのは、東日本大震災で被災地にボランティアへ行ったときのことでした。
幸運なことに、私たちは仕事上、機械もあれば人員もいます。
被災者の心のわだかまりを解消する何かしらの手助けになるため、同業者であれば、仕事ができる状況を整えるため、できる限りのことをしようと、現地へ行きました。
しかし、ボランティアに対して良いイメージを持つ人ばかりではありません。なかには「稼ぎにやってきているのではないか?」と疎む方もいました。
そんな中、ボランティアを続けていた結果、「ありがとう」「また来てください」という言葉をいただけたのです。
ボランティアというのは、自己満足になりやすいです。
しかし、本当に必要なのは、自己満足のボランティアではなく「来てくれてよかった」と思われるボランティアではないでしょうか。仕事も同様です。お客様や、周囲の人から感謝の言葉を伝えてもらえる。これこそが、今あるべき求められる企業の姿、そして、フジモクが目指す企業の姿です。

家族の幸せを作る。
ジェンダー平等を通じて。

子どもと過ごす時間というのは、かけがえのないものです。
とくに幼稚園・保育園や、小学校の時期は、家族と暮らす大事な時期です。
仕事ばかりしているそのときは良いかもしれませんが、後になって振り返り、子どもと過ごした時間の少なさに気づくと、やはり自分にとっても子どもにとっても寂しいものです。
当社では、社員には家族の時間を沢山作ってもらいたいと考えています。そのために、年に数回、有給休暇をとって家族旅行に行くなどの決まりを作ろうかとも考えています。

また、仕事と家族を両立するには、やはり女性へのサポートも必要です。
子どもが小さいうちは、体調を崩したり保育園や幼稚園から突然のお迎えで呼ばれたり、突発的な休みや早退も発生します。大事なのは、そこで会社側がどのような体制にしているかではないでしょうか。
突発的な休みなどを負い目に感じて、働きたいのに働けない女性もいます。しかし、会社側がいつ休んでも早退してもカバーできる体制を作っていれば、女性も働きやすくなります。
家族と過ごす時間への理解、家族を優先してもらうためのサポート。
ウェルビーイングが重要だと言われる昨今では、単に仕事をするだけではなく、従業員一人ひとりの家族に幸せにも、目を向けるべきだと考えています。

外国人技能実習生が
日本で暮らしていける仕組み

昨今の日本は、どの業界も人手不足です。
外国人技能実習生に頼っている企業も多いでしょう。弊社も同様です。だからこそ、外国人技能実習生には、適切なサポートを行うようにしています。
なかには、外国人技能実習生を駒のように使う企業もいますが、私たちは彼らに仕事を通して技術を知り、日本を知り、日本を好きになってもらいたいと考えています。
そのために、仕事のやり方や安全の取り組み、運転講義や設備の知識など、第三者を交えながら仕事を教えるなど、できる限りのスキルを培ってもらえるように取り組んでいます。
その他、仕事を頑張っている従業員が「運転免許をとりたい」と言うときには、会社負担で免許をとりに行かせてあげるなどもしました。
また、日本という場所を知って視野を広めてもらうために、フジモクでは数年経ったときに「日本の色んな所を見に行ってきなさい」と伝えています。
これからの日本にとって、外国人技能実習生というのは、欠かせない存在です。だからこそ、私たち日本人ができることを、単に企業の駒として使うのではなく、人としてサポートをしていくことが大事だと考えています。